カフェオーナーの気楽なモノローグ

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【この世界の片隅に】『作品紹介』~戦争の対義語が平和であることの意味を考える~

 みなさま、こんにちは。

 本日は、仙道敦子(せんどうのぶこ)さんが23年ぶりに女優復帰という記事を見つけて、どんなドラマに出演されるのか気になって調べていると、【この世界の片隅に】だということでした。ドラマはTBS日曜劇場で2018年7月午後9:00~放送されます。

 ドラマを見たいなんて、いつ以来なのだろうかと思い返しました。「木村拓哉」主演の【HERO】が最後だったと記憶しています。【半沢直樹】もTSUTAYAで借りるまで見たことなかったくらい、私の生活からドラマは、消え去っていました。

 今までの戦争を舞台にした作品は【はだしのゲン】【火垂るの墓】【うしろの正面だあれ】など、見てきました。これらの作品との違いは、主人公の女性が天然の前向きなキャラクターが、戦争の悲惨さを軽減させてくれるところです。

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 今回は、アニメーション映画【この世界の片隅に】をご紹介したいと思います。

 

・作品紹介

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 監督・脚本:片渕 須直  公開:2016年11月12日  上映時間:129分 

 制作の足掛かりとなる資金をクラウドファンディングで一般の方から調達したことで知られています。第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品。 

 

 第二次世界大戦の末期、広島県の話です。主人公の女性「すず」は、物資不足や不自由な生活の中、持ち前の性格で明るく日常を乗り切っていました。空襲により大切なものを失い、原爆投下後の終戦。自分の居場所を呉と決めて、強く生きていく物語でした。同じ戦争を舞台にした上記の3作品ですが、場所や時代が少し異なりますので、簡単に時代背景をご説明しておきます。

 【はだしのゲン】は、広島県広島市、1945年8月6日に投下された原爆で家族を亡くしながらも、たくましく生きる姿を描いた物語。

 【火垂るの墓】は、兵庫県神戸市と西宮市近郊が舞台。神戸大空襲で母と家を失い、4歳の妹を連れて、親戚の家に身を寄せた後、二人で生活をしていく姿を描いた物語。

 【うしろの正面だあれ】は、昭和15年の東京墨田区、東京大空襲によって家族を失った少女が自立していく姿を描いた物語。

 

・感想

 戦争の悲惨さを感じながら、「すず」の考え方や生き方に力強さを感じるのですが、かなり天然キャラです。その要素が今まで見てきた戦争を舞台にした作品と異なります。悲惨さを伝える上記の3作品と比べて、鑑賞しやすくなっていると感じました。

 

・まとめ

 「戦争」という大きすぎる議題を、小学生の社会の授業特別授業などの時に感想文を提出するために、悲惨さを知り、深く考えていたことを思い出します。

 調べたことの中で、一番印象に残っているのが、戦争の対義語が平和だということです。昔はそうなのか。といった感想と少し引っかかる何かを感想文に書いて提出したのですが、時間が経つにつれて、何か深い意味を感じます。

 戦争は、私にとっては現実的な事ではなく、TV中で行われていることだと感じてしまいます。けれど平和は常に感じることができます。現実の対義語は理想なので、戦争が現実の世界にとって、理想は平和。というのは分かるが、平和が現実の世界にとって、理想は何になるのか?

 戦争を知る人が作り上げてくれた平和の世界を、当たり前の世界だと勘違いしてしまっている世代。その世代が作り上げる世界に間違いが起こらないように、やはりもっと悲惨さを知ってもらうべきだと私は思います。

 1945年生まれの人が73歳。終戦時に10歳だったとしても83歳。生きて戦争を語れる人たちは今後も減少していきます。その時にこれらの作品は現実に戦争を戻してはいけないという、思いにしてくれる役に立つと思います。

 

 最後までご一読ありがとうございます。