みなさま、こんにちは。
今回のカフェ紹介は、『TULLY'S(タリーズ)』です。TULLY'Sも伊藤園になる前に4年程務めていましたので、今回は今と昔の違いなどについてもご紹介したいと思います。
TULLY'Sのイメージとしては、「通好み」。スターバックスという大手のシアトル系コーヒーチェーンとの違いはそこだと思っています。メジャーを好まない方に好かれるイメージです。
コーヒーの味は、スターバックスと甲乙つけがたく、内装に関しても、2店舗とも居心地の良いゆっくりできる空間を作り出しています。それでは、様々な角度から分析を行いたいと思います。
ご興味がございましたら、最後までご一読よろしくお願いします。
1コーヒーの味・・・2.5点
Sサイズのホットコーヒーが320円と、前回紹介したドトールに比べると、100円高く、その日によってホットコーヒーの味は変わるのですが、本日頂いたコーヒーは、深煎りの少し嫌な香りがあるコーヒーでした。
もちろんコーヒーは好き好きなので、深煎りのこのコーヒーが美味しいと言われる方もいらっしゃいますが、公平に点数を付けた場合、2.5点になります。
シアトル系のコーヒーチェーンは、エスプレッソを主体としていますので、アメリカ―ノやラテなどのドリンクの方が、お勧めです。
2居心地・・・3.5点
1席1席の幅が大きく、ソファー席やテーブル席など、様々なニーズに対応できる店内は、ついつい長く居座ってしまうくらい、居心地が良いです。喫煙席も、しっかりと自動ドアで区切られていて、喫煙者、禁煙者分け隔てなく使用できるカフェだと思います。スターバックさんは、全席禁煙なので、喫煙者の方には、お勧めできます。
ハロゲンランプを使用した照明で、店内は明るい感じを演出しています。ドリンクもマグカップか紙コップ化を選択できるので、ドリンクの味にこだわりのある方は、是非マグカップでご賞味ください。
3コストパフォーマンス・・・3点
今回は、ランチタイムに訪れたので、パスタのセットを選択しました。こちらのセットで910円でした。パスタを食べたいなら、パスタ専門店をお勧めしたいので、カフェのパスタとしての価格は、丁度良いか、少し高いの間かと思います。
お腹は8分目程になったので、ランチとしての役目は果たしてくれる量です。少し高いのにコストパフォーマンスが3点の理由は、居心地の良さがそれをカバーしてくれているからです。
4おまけ
前半にお話ししたように、私は4年間程タリーズのフェローとして勤務していました。お洒落なカフェだったことと、バリスタという聞きなれないかっこいい響きに憧れました。
タリーズに関してお勧めしたい本は、こちらです。
タリーズを日本に持ってきた松田公太さんの自伝です。政治家になっていた時には驚きました。こちらの本を読んで、ますますタリーズが好きになりました。現在は伊藤園がTULLY'Sを実質経営していると思います。 タリーズは、一人の日本人によって、アメリカのシアトルから東京の銀座に持ち込まれた情熱は、この本を通して十分に伝わりました。
・まとめ
CMにパフュームを起用したり、昔に比べてCM戦略によって、一気にブランド化を図ったと思います。アメリカではタリーズはスターバックスの傘下に入っているので、日本のタリーズの経営の上手さが目立ちます。それだけに経営者としては学ぶ部分も大きいと思えるカフェです。
大阪難波高島屋の400m以内には、2店舗しかないのですが、グランド花月や、御堂筋の一等地や、なんばパークスの中や、やまだ電気の中など、出店場所が派手なイメージです。
カフェで長い時間を読書などで時間を使用したい方々には、是非お勧めしたいと思えるカフェです。
最後までご一読ありがとうございます。